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いつ呼ばれるかわからない
介護日記【あらゆる欲求を訴える叫び】 私が思う介護で大変なことの一つに、いつ呼ばれるかわからないというものがあります。 母の場合、とにかく叫ぶ。私の名前を延々と呼び続けます。 「ちょっと来てーー!」 「アユミちゃーーん!」 「誰か来てーーー!」 朝、... -
2020年のコロナ禍、本当の夏休みがやってきた
介護日記【解放感で満たされるショートステイ】 2020年8月、お盆が明けた数日後にショートステイの日がきて、私にとって1週間遅れで本当の夏休みがやってきました。 母をショートステイに送り出すときは、ある種複雑で独特な気持ちがわいてきます。 もし、施... -
介護の役割をなるべく減らす
介護日記【ワンオペ在宅介護を続けられる2つの理由】 新型コロナウイルスの影響で、3月末から本格的な自粛生活を余儀なくされた2020年。 夏は梅雨が例年になく長引き、梅雨が明けたのは8月になってからでした。 そして、梅雨が明けたと思ったら35度を超え... -
介護でアクシデントが起こるある日のケース
介護日記【小さなサインを見逃さない】 介護にはアクシデントがつきものです。 日常、介護を送るなかでどんなふうにアクシデントが起こるか、ある日の例をご紹介します。 朝7時ごろ、1日の始まりに定期巡回のヘルパーさんが入ってくれます(1日に5回入ってくれ... -
介護にもっとメールを取り入れよう
介護日記【介護者が介護にかかわる時間を減らすために】 今日は私が一介護者として介護をしてくださる方々への提案をしたいと思います。 介護者は少しでも自分が直接介護にかかわる時間を減らすように工夫するべきです。 介護にかかる時間は本当に細切れで、1回1... -
非現実の言葉ですり減っていく介護者(下)
介護日記【一挙手一投足を凝視される】 母はふだん自宅でリビングダイニングに介護ベッドとポータブルトイレを置いて生活しています。そして、食卓のすぐ脇にキッチンがある構造になっています。 私は母の食事の準備をするときや料理をする際は、この食卓とキッチ... -
非現実の言葉ですり減っていく介護者(上)
介護日記【現実にありもしないことを言い続ける】 私が介護でつらいポイントはいくつかあって、これまでも何度か書いてきています。 例えばそれは認知症からくる、現実にはありもしない状況の言葉を言われることです。 認知症だから仕方ない。頭では重々わかってい... -
介護での契約書のサインの多さ、なんとかなりませんか?
介護日記【介護サービスを受けるのに手続きが多すぎる!】 介護中心の生活をしていると、事務手続きの効率の悪さを感じることがあります。 どこまでもアナログ、非効率的なことが多すぎるのです。 まず、どうにかしてほしい筆頭がサイン(署名)する書類の多さです... -
介護はムダな時間の連続です(下)
介護日記【介護は毎日が想定外】 介護には、イレギュラーな「事件」がつきもので、毎日のように想定外のことが起こります。 ある日の事件をご紹介します。 母は介護ベッドを基点に、1メートル以内にあるポータブルトイレと食卓の3点をどうにか移動して日常生活を... -
介護はムダな時間の連続です(上)
介護日記【介護の何に時間を取られるのか】 在宅介護の場合、食事の用意、環境(主に下関係)を清潔に整える、消耗品を補充するのに介護者は膨大な時間を費やします。 とくに私が文字どおり消耗するのが、消耗品の補充です。いくら買っても補充しても買うものが出...